経営者の仕事の半分は採用
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中小企業は、中途採用で採用の仕組みが回っています
いくつかの会社でキャリアを積んだ方にご入社いただくことで組織が構成されているんですね
一方で、大企業は新卒一括採用がベースとなって、新しいスタッフが毎年毎年入社してくるという形で、組織が構成されています
新卒が多いので、社内での人材育成というのも、スキルやノウハウを習得するという傾向のものから、メンター制度などに代表されるように「社会人として」あるいは「ビジネスマンとして」といったマインド面での育成も行われることになります
中小企業では、中途採用が中心となっていることもあり、コミュニケーション能力やビジネスマインド、他者へ貢献するマインドとしてのやさしさをどう持つのかといったソフト面に対して影響を及ぼす教育を実施することは、現実としてハードルが高いものです
年齢的にも、キャリア的にも、既に人格形成が終わっている方が多いので、あくまで当社におけるスキル・ノウハウに限った育成した実施できないという状況になってしまいます
だからこそ、中小企業の経営者は、採用を成功させるために次の2点を意識して採用活動を進めなければいけません
できるだけ多くの候補者と出会う
書類選考→面接→採用→育成→定着にまで至る方は、おそらく15人とか20人に1人くらいの割合です
最初から素晴らしい人材に出会えているという方は、超スーパーめちゃめちゃラッキー!
面接までに至らなくてもいいので、とにかくたくさんの候補者の方と出会えるように、自分の行動を変えてみましょう
ゲートを絞る
とんでもない人が入ってきてしまうと組織は簡単に崩壊してしまいます
誰をバスに乗せるのかっていうのは本当に厳選しないといけません
自社のスタッフとマインドを共有してもらえるかどうか、自社の風土に合うかどうかは、経営者だけしか判断できません
「たくさんの人と出会って、厳選する」
これこそが、中小企業の採用における成功の黄金パターンと言えます
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