しろくまスタヂオ

士業事務所経営者が語るビジネス現場の実況中継

成功するビジネスマンが実践する孤独との付き合い方

 

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【この記事のハイライト】

 ※この記事は5分程度で読むことができます

 

 

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孤独でないと判断できないタイミングが訪れる

 

今日は、ビジネスマンにとっての「孤独との付き合い方」について考えていきます

 

結論から申し上げますが、事業を営んでいると、孤独でないと判断できない場面やタイミングというものが確実に訪れます

 

例えば、決裁権者とか経営者とか責任者とかある程度の組織のトップには必ず訪れます

 

 

最後は自分で決めなければいけない

 

会議とかミーティングで話をまとめていく役割をしたことがある方はお分かりでしょうが、多くの人の意見をまとめようとしても、際立った結論というものは出にくいものです

 

もしあなたが経営者などの事業責任者であれば、最後は自分で決めるしかありません

 

多くの中小企業やベンチャー企業でも、際立った成果を上げている会社は、トップが最前線にいながら孤独に判断を下しています

 

スズキという自動車メーカーの鈴木会長の言葉に「コストダウンはトップダウンというものがあります

 

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(※05:20分以降に、 トップダウンでコストダウンを行うお話が収録されています)

 

この言葉は、「トップが自ら現場に降りて決断をしないとコストダウンなどの思い切った判断が必要な取り組みは実現しない」という趣旨のものです

 

最近は、人と人がつながりやすいし、経験ある人に相談しやすい環境が整っています

 

これまで出会うことがそもそもできなかった方と出会うことができるその環境の中で、相談するのは構わないし、参考意見を情報収集することは何ら問題はありません

 

しかし、最後の最後は自分で判断するということを決めておかないと、逆にたくさんの情報に振り回されるということにもなりかねません

 

 

孤独に判断しなければいけない理由

 

事業責任者が一人で判断しなければいけないということにはいくつか理由があります

 

まず、仮にネガティブな結果が出たとしても巻きなおししやすいんですよね

 

リカバリーしやすいというか、自分で決めたことなので、対応もしやすいですよね

 

次に、事業をどれくらいの期間で見るのかという話に関わります

 

事業そのものの生存期間を決めることができるのはトップだけです

 

ゆえに、その企業の生存期間にかかわる判断をできるのはやはりトップだけになるというわけです

 

こういったことからもわかるように、孤独というものをネガティブにとらえることなく
歓迎すべきものとしてお付き合いしていかないと、経営者やトップは大きな判断はできないということになります

 

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