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2月にやっておくべきこと5選【ビジネス編】

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いよいよ2月の最終週が始まりましたね
来週になるともう3月になってしまいます

ということで今回は、可能な限り余裕をもって事業を営んでいく上で、中小企業の経営者が2月にやっておきたくべきこと5選を紹介していきたいと思います

 

【この記事のハイライト】

※この記事は、5分程度で読むことができます 

 

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4月からの給与設計

多くの企業が4月からの昇給を控えています
これは法的要請があるわけではありませんが、大企業に合わせてそうしているところが多い印象ですね
4月に年間の評価結果を反映した昇給をかける場合には、少なくとも3月中、理想を言えば2月には人事評価の実施などを行わなければなりません

 

資金繰り

先ほどに関連してですが、4月の昇給や決算賞与や夏季賞与に向けて資金繰りの予測についても、できればこの時期にやっておきたいですね
月次決算を実施しておられる企業であれば、ある程度予測はついているでしょうが
少なくとも半年先ぐらいまでの収益予測と資金繰りぐらいは済ませておきたいですね

 

公的保険年次処理の準備

社会保険の算定、労働保険の年度更新、社会保険や労働保険においても税金で言うところの決算にあたる年間の締め作業があります
それが、〇〇というものですいずれも7月頃に実施時期が来ますが、そのための準備としてできることはありますので、これも前倒しでやっておきたいですね

 

助成金の見立て

これは会社の意向によりますが、少なくとも適用できる制度があれば実施して公的資金である助成金補助金を獲得したいということであれば、この時期から情報収集を進めておいたほうが良いでしょう
行政は年度単位で動いているので、新たな制度内容が走り出すのは4月からになりますが、すでに新制度内容についてのリリースがされているケースがあります
また、事前に準備をしておくことがポイントになりますので、前倒しして動いておいて損はありません

 

法改正内容への対応

法改正についても、4月や下半期の10月に改正されるケースが多いですね
例えば2021年4月には、2019年4月以降より順次施行されていた「長時間労働の是正」「柔軟な働き方の実現」「雇用形態に関わらない公正な待遇の確保」を目的とする働き方改革関連法が中小企業にも適用が開始されます
具体的には、人事評価制度などにテコ入れしなければなりませんね
これも社内制度のメンテナンスなので、実施まで準備期間が必要になりますので、まだ手当できていないのであれば、取り急ぎ準備が必要になります


今日の記事のまとめ

 

 

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