相談相手としての「在り方」
相談に乗るのがぼくの日常です
この配信内容を書いている今日も
午前中から午後にかけて
新規顧客もあわせて
３社のクライアントさんと
打ち合わせの場を持って
ご相談にのってきました
ぼくがお話をする相手というのは
経営者さんで、つまるところ
中小企業の社長さんが多いんですけれども
社長さんからお話をうかがって
ぼくが何をしているかと言うと
まずその会社が抱えている課題を
洗い出して、それを
直近で解決しないといけないものと
中長期で解決しないといけないものに
選別するんですね
そのうえで
具体的な課題解決の方法を
ご提案するといった感じで
課題解決までのルートを
見立てていくっていうのが
ぼくの役割になります
記事を読むのが面倒な方は音声でどうぞ
相談相手としてのぼくのミッション
社長さんとお話しているときの
僕のミッションとしては
とにかく生っぽい話を
聞きださないといけないんですよ
会社の内部事情といいますか
時には
会社や社長自身の恥にあたるようなものも
さらけ出してもらわないといけないんですね
そうじゃないと
根本的な解決方法を探せないんですよね
一度鎧を脱いでもらわないといけないんです
ぼくの前で裸になってもらう感じですね
彼らは、言葉を選ばずに言うと
すっごい溜まってるんですよ
ストックしている感情が
相対的に多い人種と捉えていて
誰にも言えない感情を
山ほど抱えているわけですよ
これも時折ある話ですけど
マンツーマンで話してたりしたら
年配の男性の経営者さんでも
涙ぐまれたりとか、言葉に詰まったりする
場面も普通にあるんですよね
なので、とにかく溜まっているものを
吐き出してもらわないといけないので
会話を愉しんでもらいながら
対峙して向き合うのではなくて
一緒に同じ景色を見ましょうよっていう
「供にある」みたいな感覚を
瞬間的に作っていかないといけないんですよね
そうあるためにぼくが
やっていることって何かあるかなぁっていうのを
マインドレベルと行動レベルでそれぞれ
言語化してみました
マインドレベルでやっていること
まず、マインドレベルで考えると
話を伺っているときは
自分の損得とか
ぼくの事務所の利益みたいなものは
完全に別のところにおいて
無視するようにしています
その方にとってぼくがサービスをいくらで
おろすのかっていうのは
課題を解決するための糸口を探ることとは
全く無関係なので
完全に思考の外に置いておくと
その後にサービスの見積りだして
稟議決裁が下りるかどうかのところで
仮に問題があれば
その時に考えようという感じですね
行動レベルでやっていること
次に行動レベルでやっていることが
何なのかという話ですね
あえて言葉を選んでみると
やっていることは
カウンセリングみたいなイメージなので
質問の仕方とか質問を投げかける順番とか
うなづきとか相槌とか
そのあたりもスキルとしては
大切な要素になるんですけど
経営者さんを観察していると
個性が最も出るものがあって
それが何なのかというと
「話すスピード」なんですよ
これね
本当に性格がでるんですよ
仕事の進め方もそうですし
普段のスタッフさんへの接し方
みたいなこともわかります
さっきも言ったみたいに
ぼくはそもそも
話しやすい存在でなければいけないので
話しやすさというものを考えると
話すスピードを相手に合わせて
チューニングしています
ミラーリングやペーシングといった
言葉で表現される場面もあるようですが
相手の心拍数に合わせるというと
思考スピードに合わせるというか
そんな感じですね
話すスピードを変えてみるだけでも
結構相手の反応って変わるので
まぁ必要な方がいらっしゃれば
試してみるのも
いいかもしれませんね
ということで
話していただきやすい環境をつくるために
マインドレベルと行動レベルに分けて
お話させていただきました
しろくまでしたʕ•ᴥ•ʔ
またね！
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