しろくまスタヂオ

士業事務所経営者が語るビジネス現場の実況中継

自分の言葉に興味を持つ

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先日配信した記事で
中小企業の経営者の皆さんの
ご相談に乗るのが
ぼくの日常なんですよね
っていうお話をしたんですよね

それはご相談に乗るうえで
お話をしていただきやすい
自分自身と環境をつくるための
マインドレベルと行動レベルに
ついてのお話だったんですよ

 

 

文章で読むのが面倒な方は音声でどうぞ

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経営者が等しく抱える悩み

この話を考えている時に
もう一つ思い浮かんだことがあって
それは何だったのかというと
どの経営者さんも等しく
抱えている悩みというか
課題があるなぁと思ったんですよ

経営者の方が等しく抱える悩みの
共通点は何か

言い換えるとすれば
お寄せをいただく
すべてのお悩みや課題に通じる
特徴と言えるかもしれません

結論を先に申し上げるとそれは
「どうやって意図を伝えるべきか」
という課題なんですよね

もっと言うと、どうやったら
うまく意図を伝えることができるのか
という話です

ご本人たちが意識をしているか
どうかは別にして
これにみんな悩んでるんですよね

伝える相手や対象というは様々
自社のスタッフかもしれないし
会社を運営している役員かもしれないし
金融機関かもしれないし
お客様かもしれない

あるいは、伝える内容も
基本給の根拠かもしれないし
役員報酬の話かもしれないし
営業戦略の構造かもしれないし
ビジネスモデルの話かもしれないと

だから領域は様々なんですよ
でもみんなどうやって
自分の意図を伝えるべきかについて
悩んでるんですよね

 

意図を伝えるための手段

先週末のとある1日においてね
3社のクライアントさんの
ご相談に対応する形で
それぞれ打ち合わせのお時間を
とったんですけれども
内容は各社で異なるものでした

1社目は長期休業に入る社員の
処遇について
2社目は経営者の代替わりに
備えた社内の制度整備について
3社目は現状の制度整備内容の
全面リニューアルだったんですけど


やっぱり共通していたのは
どのように意図を伝えるかという
課題でした

で、伝える手段って何かっていうと
言葉と文章なんですよ

分かりやすいところで言うと
例えば
社内制度ってあるじゃないですか

例えば、お給料明細を見ると
資格手当、役職手当といった各種手当が
ついているケースがあります

それぞれがどのような定義のもとに
支給されているかの基準となる
カニズムを指して社内制度と言っています

でね
会社はここにメッセージを込めるんですよ

こんな働き方をしてほしいとか
こういう風に活躍してほしいとか
逆に、こういうことはしないでほしいとか
っていうのを
社内の制度に込めて
スタッフに届けようとするわけですね

制度は文章で構成をされるので
文章に対しての理解や造詣
愛みたいなものは
制度整備する側にとって
避けられない話なんでですよね

声で伝える言葉もそうで
いかに冷静にかつ正しく
意図を伝えるのかを考えたときに
チョイスする言葉とか順番とか
そういったものに
気を配らざるを得ないわけです

 

自分から発せられる言葉に興味を持つ

でね、今日は
何が言いたいかというと
自分から発せられる文章とか言葉に
本当に興味がないんだなって
感じてしまう人たちが
時折いらっしゃるんですよね

好みの問題と言われてしまえば
それまでなんですけれども
そういう方を見たり
お話をしたりすると
ぼくは個人的な見解としては
経営者には向いていないなと思いますし
あまり付き合いたくなぁって
感じるんですよ

ことばや文章を
あまり雑に扱ってくれるなよ
みたいな感じなんですよね

これは
経営者に限らずですけれども
ある程度を本を読んでこられたりとか
大人の文章に
触れてこられている方であれば
気付くんですよね

その人がどれだけ丁寧に
言葉とか文章と向き合っているかとか
言葉を選ぼうとしているのか
みたいな姿勢には気付くんですよ

で、恐ろしいのは
ほとんどの場合は気付いたとしても
何も言ってくれないしいつの間にか
いなくなるみたいなことが
起きるわけですね

だからこそ
自分自身で自分から発せられる
言葉や文章に興味を持って
三者の目線で
情報を受け取るということも
大切なんじゃないかなと感じています

発信活動されている方は
自分から発せられる情報って
ログに残っていくので
確認はしやすいでしょうから
ご興味ある方は
お試しいただければと思います

以上、しろくまでした
またね!

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