【配信者の呪縛】話したいことか求められていることか
【今日のハイライト】
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意外と人からテーマを与えられる機会は多くない
自分でラジオをやっていても、人からテーマを与えられて話すことって実はそんなに多くないんですよね
基本的にほとんどのキャスターが、自分が話したいことや話せる内容をテーマとして選定して番組作りをしていらっしゃいます
しろくまスタヂオでも、基本的にビジネス以外のテーマを取り上げることはさほど多くありません
つまり、「テーマを与えられて話す」という事自体が新鮮な体験なんですね
求められていなければ聴かれなくなる厳しい現実
既に有名な芸能人や著名人ではない一般の方がキャスターとしてデビューした場合、多くの方が直面する壁が、今回のタイトル「話したいことか求められていることか」です
多くの方が、自分が話したいこと、自分の経験を踏まえると話しやすい事をコアにして、発信活動を始めるわけです
話せるネタが尽きないうちは順調に配信回数を積み上げていくことができますが、領域を絞れば絞るほど、徐々に苦しい戦いになっていきます
その延長線上に立って初めて、「果たしてリスナーから求められていることはなんなのだろうか」という問い、つまり壁にぶつかるわけです
僕自身が経験していることでもありますが、自分が話したいこととリスナーから求められていること、この見極めや選別がうまくいっていないと、配信は徐々に聴かれなくなってしまいます
無意味とは言いませんが、聴かれない配信を続けていくというのは本当にしんどいものです
精神がかなり削られてしまいます
すぐに自分のコアなコンテンツを手放さない
とはいえ、聴かれないからと言って、すぐに自分が話したいこと自体に価値がないと思って手放したり、自分のコアなコンテンツに対しての評価を下げる必要はありません
配信を継続させていった先に明確な目的があるのであれば、ここが結構大切な話になります
手放す前に、やれることはいろいろあります
タイトルのつけ方を変えてみる
話の順番や切り口を変えてみる
具体例を交えてみる
台本を書き起こしてみて文章で読んでみる
誰かに聴いてもらってインタビュー形式で話してみる
などなど
いろいろと試してみることで、自分が話したいこととリスナーが求めていることが重なる領域が見つかるのではないかと思います
せっかく配信を始めたのであれば、そのあたりいろいろチューニングして継続できる道を模索していきましょう
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