「覚えておく」ことに自分の脳を使わない
【この記事のハイライト】
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日々の仕事を行うために必要な知識量はそんなに多くない
どんな職種であっても、日々定例的に使ってる知識の量って、ふたを開けてみると実はそんなに多くないんですよね
クライアントさんからの相談対応が、ぼくの日常です
まぁ、士業兼コンサルタントみたいなことをしていますので、当たり前なのですが笑
そんな日常のふとした瞬間に、冒頭の気付きを得たんですよね
もっと具体的に言うと、クライアントから寄せられるご相談や、クライアントの会社で日々発生している課題というのは、実はどの会社でもほぼ同じパターンだということに気付いたんですね
おおよそのイメージとしては、20~30位のパターンのロジックを知識として持っていれば対応可能です
別の例え方をすると、資格試験をパスするために必要な知識が100%であるとするならば、せいぜい20~30%程度の知識くらいしか実務では使わないんですよね
「覚えておく」ことに自分の脳を使わない
これはあくまで僕個人の意見ですが、知識をたくさん蓄えておくこと、保存しておくことに自分の脳のキャパを使いたくないんですよ
例えば、スケジュールは全部クラウドのツールに吐き出して、関係するスタッフには共有しているし、タスクもタスク管理ツールで管理しています
クライアントさん関連の情報も、全てクラウド上の保管庫に保存して、スタッフの誰もがアクセス可能な状態にしています
自分の脳を、記憶では無くて思考に使いたいんですよね
脳を思考に使うために、その材料を保存しておくラベルをはった引き出しをつくって、整理しているみたいな感覚なんですよね
思考を循環させながら新しい知識を獲得していく
定例的な相談に対して、イレギュラーな相談や案件がふってきたら、もちろんその都度情報収集はしなければいけません
そのタイミングで一気に収集した情報を選別して、思考をするための材料を引き出しにいれていくという作業を行います
提案した手法でクライアントさんに実践していただくことで仮説を検証してもらって、そのフィードバックをいただくことで、またひとつの成功パターンが増えていくという循環がうまれると最高ですね
このように思考をしながら、知識を循環させて、また高次元な課題を解決できる仮説を手に入れるというのが理想的な脳の使い方だと考えています
とはいえ、まだまだ模索中なのですが笑
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