しろくまスタヂオ

士業事務所経営者が語るビジネス現場の実況中継

マネージャーの育成に必要なたった一つの質問

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【この記事の要点】

 

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マネージャーの仕事は次のマネージャーを育てること

言うまでもない事ですが
マネージャーの最大の仕事は
次のマネージャーを育成することです

スタッフを預かるマネージャーで
スタッフの育成について悩んでいない方は
ただの1人としていません

今日はスタッフ育成の場面における
マネージャーの役割について
あなたと一緒に考えていきたいと思います

 
課題と選択肢を可視化する能力を養う

マネージャーが備えておくべき能力の一つに
課題と選択肢を可視化する
というものがあります

組織としての成果を最大化させるために
適切な課題を選定し
適切な選択肢を選定する必要があるからです

ということはつまり
次世代のマネージャーを育成していくのに
この能力を育てていかなければなりません

これを伝えていくのに、例えば
思考を整理して考えなさいや
分かりやすく伝えなさいといった
言葉で指導したとしても
言われた方はよく分かりません

人間が使う言葉は
自分が思っている以上に曖昧で
その情報量は不確かなものなのです

 

「ぼくは何を判断したらいいのか」と質問する

ここで有効になるのは質問という手法です

もしあなたが
チームをまとめるマネージャーの立場で
スタッフから判断を仰ぐ報告を受けたら
「ぼくは何を判断したらいい?」
という質問を使ってみて下さい

質問は、逆算して設計しなければなりません

いわば、ラブレターみたいなもので
何を感じてもらいたいのか
何を思考してもらいたいのかを
設定した上で
言葉を選ばなければなりません

「ぼくは何を判断したらいい?」
と質問されたスタッフの脳は
高速で回転していきます

判断すべき材料を頭の中に並べて
スタッフ自身が判断した内容と
マネージャーに判断してほしい内容
(つまり、自分では判断できない内容)
がリストアップされていきます

こうした思考を重ねていくことで
課題と選択肢を選定するという思考が
日々の活動の中で
根付いていくことにつながっていきます

ぜひ、お試しいただければと思います

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