しろくまスタヂオ

士業事務所経営者が語るビジネス現場の実況中継

震源地を捕まえる

f:id:shirokumavoice:20210204235327j:plain


物事や情報に触れたときに
その震源地がどこにあるのかっていうのが
すごい気になるんですよ

もし、震源地という言葉が
わかりづらければ情報の上流という
言葉であったり根源みたいな
言葉になるかもしれません

 

文章で読むのがご面倒な方は音声でどうぞ

www.himalaya.com

 

インフルエンサーを取り巻く生態系

いわゆるインフルエンサー
言われる方のところに人が集まります

それはその方個人に人が集まっているように
見えるのと同時に考えればわかることですけど
その人が発信されている情報に対して
集まっているという構造なんですよね

その方個人が発信されている
情報の種類は様々だし
その情報に反応している
フォロワーさんの属性も
それに伴って様々なんですよね

これはにわとりが先か卵が先かっていう話
でしょうけど、いずれにしても
そこに情報を提供する人と
その情報を好んで受け取る人という
生態系が生まれていると

その生態系をものすごく引いた目線で見ると
インフルエンサーである彼らは
あくまで情報のハブであって
とても乱暴な言い方をすれば
情報はその方を経由しているだけなんですね

加工とか見せ方とか語り方とか表現の仕方
みたいなものがそのインフルエンサーさんの
スキルや能力によって変わってきますが
基本的には情報が経由されているだけの状態に
見えるわけですよ

 

情報の震源地を探る


インフルエンサーという存在は
あらゆるベクトルでの思考のきっかけを
与えてくれる非常にありがたい存在です

彼らが発する情報をたどっていくと
どうやらそれらしいものが集積しているところが
あって、それが何かというと「論文」です

論文にもいろいろと「格」みたいなものが
あるんでしょうけれども

どうも眺めていると
世の中の新しい常識みたいなものっていうは
論文から生まれているようなんですよね

考えてみればそうだなとも思うんですけれども
最近改めてそのことを認識をしたわけなんですよ

 

そもそも論文とは何か


そもそも論文って何かって言うと
京都大学の名誉教授でもあられた
東郷雄二先生という方の論文の定義づけを借りると

5つの条件があって

(1)論文はエッセー・随筆ではない
(2)論文はひとりよがりの文章ではない
(3)論文は読書感想文ではない
(4)論文は芸術作品ではない
(5)論文は先行研究のまとめではない

となっています

引用元のページ

www.nagasaki-gaigo.ac.jp


あえて別の言葉で表現すると
「条件付きの仮説」と捉えることができます

おそらくみなさんそれぞれが
ご興味がある分野とか
深堀していきたい分野において
必ず論文というものは存在をしています

調べる方法もたくさんあると思いますので
ご興味あればちょっと覗いてみられるのも
よいのではないかと思います

文章で読むのがご面倒な方は音声でどうぞ

www.himalaya.com