しろくまスタヂオ

士業事務所経営者が語るビジネス現場の実況中継

経営者の仕事の半分は採用

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中小企業は、中途採用で採用の仕組みが回っています

 

いくつかの会社でキャリアを積んだ方にご入社いただくことで組織が構成されているんですね

 

一方で、大企業は新卒一括採用がベースとなって、新しいスタッフが毎年毎年入社してくるという形で、組織が構成されています

 

新卒が多いので、社内での人材育成というのも、スキルやノウハウを習得するという傾向のものから、メンター制度などに代表されるように「社会人として」あるいは「ビジネスマンとして」といったマインド面での育成も行われることになります

 

中小企業では、中途採用が中心となっていることもあり、コミュニケーション能力やビジネスマインド、他者へ貢献するマインドとしてのやさしさをどう持つのかといったソフト面に対して影響を及ぼす教育を実施することは、現実としてハードルが高いものです

 

年齢的にも、キャリア的にも、既に人格形成が終わっている方が多いので、あくまで当社におけるスキル・ノウハウに限った育成した実施できないという状況になってしまいます

 

 

だからこそ、中小企業の経営者は、採用を成功させるために次の2点を意識して採用活動を進めなければいけません

  

 できるだけ多くの候補者と出会う

 

書類選考→面接→採用→育成→定着にまで至る方は、おそらく15人とか20人に1人くらいの割合です

 

最初から素晴らしい人材に出会えているという方は、超スーパーめちゃめちゃラッキー!

 

面接までに至らなくてもいいので、とにかくたくさんの候補者の方と出会えるように、自分の行動を変えてみましょう

 

 

ゲートを絞る

 

とんでもない人が入ってきてしまうと組織は簡単に崩壊してしまいます 

 

誰をバスに乗せるのかっていうのは本当に厳選しないといけません

 

自社のスタッフとマインドを共有してもらえるかどうか、自社の風土に合うかどうかは、経営者だけしか判断できません

 

 

「たくさんの人と出会って、厳選する」

 

これこそが、中小企業の採用における成功の黄金パターンと言えます

 

 

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日常をビジネスの学びの場に変える

 

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セミナーや音声、書籍などから得られるのもそうですが、ビジネスを成功させるためのヒントは日常の中にもたくさん眠っています


全ての人はマーケットにまず消費者としてエントリーしていきます

 

物を買う側の人間として参加していくんですね


最初から物を売る側として参戦できる人はひとりもいなくて、みんな最初は消費者なんですよね

 

そして、消費者であるからこそ見える景色というものがあります

 

消費者としてせっかくお金を出すのであれば、ビジネスの学びも吸収しましょう

 

 

 

全てのビジネスは、売り上げ=単価×人数×頻度で構成されています

 

そして、全ての経営者は3つの要素をそれぞれを伸ばす、高くするためにはどうすればいいのかだけを考えています

 

それが分かっていると、消費者側からの目線として見るといろいろと気付くことがあります

 

ある時、ぼくが毎月お世話になっているサロンで、毎月、少しづつ内装やシャンプーやリンスなどの展示品の配置や種類が変わっていることに気付きました

 

おたずねしてみると、やはり意図的にやっているとのことでした

 

 

このように変化をし続けることで、次のような効果が期待できます

・顧客の飽きを防ぐ→頻度を増やす

・施術+物販収益が得られる可能性が増す→単価を増やす

 

 

既に戦っているサービス提供者がいろいろと試してくれていますので、ただの消費者として物を買うだけで終わりにするのはもったいないですよね

 

日々財布を開くたびに、ヒントを得るんだという気持ちで観察してみましょう!

会社をつくる理由でカッコつけなくていいよ

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起業の理由って、実はほとんどの人は自分で決めてないんですよ。

 

例えば、キャッチコピー的に「組織で人に使われるのがいやだったから」とか「好きなことで生きていきたい」とかってありがちなんですけど、実はもっと利己的というか人間的に弱いところにその理由が眠ってたりするんですよね

 

実際には、こんな感じがほとんどです

・親がやってたから
・たまたま資格持ってたから
・勤めてた会社がダメになったから
・知り合いのコンサルに言われるがままやった

 


実はこんなんばっかりなんですよ。

 

だから、カッコつけなくてもいいんですよね。

 

まず確認すべきなのは、圧倒的に「売上がたつかどうか」です。

 

あえて指標をつくるなら、10万円の収益化完了+想定顧客100万円の売り上げがつくれたら、さっさと起業しちゃいましょう!

あなたのサービスはいくらで売るべきなのか

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【価格設定3つのパターン】

 

①コスト志向

製品原価に、販売管理費などの利幅を乗せて価格を決定する方法

 

②顧客志向

マーケットの価格感覚に基づいて、価格を設定する方法

 

③競争志向

ライバルの価格を基準として自社の価格を決定する方法

 

時には人に決めてもらうのもアリ

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【今日のハイライト】

・人間にとって一番難しいのって「決めること」

・ソロプレイヤーでも組織を動かす立場の人でも同じ

・決めることから想定されるリスクや恐怖と向き合わないといけない

・だからこそ、大きな判断であればあるほど、どの段階にいても足が震える

・この恐怖から逃れるために、最も有効な手段は「他の人に決めてもらう」こと

・未来の自分に決めてもらうのもアリだよね

 

間逆のことを同時にやるのがビジネス

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【記事内容のまとめ】

 

経営者には個性的な方が多いんですよね

 

特に、エネルギーをどこに向けるのかというところに個性が出ます 

 

ビジネスは基本的に、会社の外に目線を向けていないといけないんですね

 

一方で、社内においては、社長自身の影が薄くなればなるほど正解ともいえます

 

 

「目線を向けておかないといけない外的要因」

・マーケットの状況

・競合他社の状況

・業界内における影響力

 

「手放していくことが大切な内的要因」

・主役はスタッフ

・権限や意思決定の要素を渡していく

・スタッフが気持ちよく働けるような環境整備をするのが経営者の仕事

 

今年に入って一番面白いレポート見つけたから紹介します

 

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今日ご紹介するのは、株式会社日本政策投資銀行地域企画部が2017年5月に作成した「コンテンツと地域活性化~日本アニメ100年、聖地巡礼を中心に~」というもの!

 

 

マンガやアニメ、映画好きの方には、ぜひぜひ見てほしい!

 

こういうね、いわゆるサブカルとかアニメとかコンテンツ系がらみの考察を真剣にやっているレポートってむちゃくちゃ面白いんですよ

 


48ページびっしり文章がつまってるので、かなりのボリュームなんですけどイラストも交じっているので意外と読めてしまいます

 

 

ちなみに、おすすめの内容は次の通りです

ご参考までに~!笑

 

2016年君の名はの大ヒット(p10)
この世界の片隅に クラウドファンディング3,900万円集めた(p10)
日本アニメ100年史(p11)
アニメ制作における2Dと3Dの違い(p12)
日本の魅力について聞いた自由回答(p15)
主な作者ゆかりの地にある漫画(p18)